仮想通貨(暗号資産)の価格上昇が続き、ビットコインの価格がついに100万円を超えました。その結果、最近は為替相場のボラティリティが少なくなってきており、仮想通貨市場に世界の資金が流れているのは間違いありません。
2017年以前の仮想通貨の相場では情報により価格操作がされファンダメンタル要素でチャートが動いていました。しかし、2018年以降は機関投資家や金融機関が参入するようになり、テクニカル分析がかなり効果的になってきており、仮想通貨での裁量トレードや自動売買プログラムも盛んになってきました。
その中でGainsky(ゲインスカイ)と呼ばれる自動売買システムを使用した結果、システムがしっかりしている印象があり利益が増えています。今回の記事では、仮想通貨自動売買に興味のある人向けにGainsky(ゲインスカイ)による自動売買を解説していきます。
目次
Gainskyのライセンスはどこ?
Gainsky(ゲインスカイ)は正式には「Gainsky Investment」という企業名で運営されています。Gainskyはドイツに本社を置いていますが、サービス自体は英国領ヴァージン諸島で登記しており、2018年に設立されているようです。
「GainSky Investment Holding Limited」で登記されており、Certificate IDは「35C1DC0AB4」で、登記番号は「1992273」で確認可能です。
Gainsky(ゲインスカイ)の特徴
Gainskyは独自で開発された資産運用システムです。特徴的な箇所を挙げてみました。
Gainskyの口座開設についての解説はこちらの記事に記載しています。
特徴①:仮想通貨での自動売買
Gainskyは仮想通貨と法定通貨を組み合わせた自動売買システムになります。取引通貨ペアは「USD+各仮想通貨」で、例えば、BTCUSD(ビットコイン/ドル)、ETHUSD(イーサリアム/ドル)などの通貨ペアが取引対象です。EOS、EDO、DASH、ZCASH、IOTAなどのコインも扱っているので幅広いことがわかります。
使用しているプラットフォームもFXトレーダー御用達のMT4(メタトレーダー4)になります。MT4を採用しているのは安心感があります。
↑MT4でのGainskyの取引履歴例
後述しますが、GainskyはRegal core markets(リーガルコアマーケッツ)という取引所を利用しています。Regal core marketsはFX業者でもありますが、仮想通貨(暗号資産)を扱っています。
【2019年9月更新】特徴②:最低入金額は100ドルから→1,000ドルからに変更
最低入金額は100ドル相当のビットコインから始められます。運用資金が少なくても投資可能なのは魅力です。ただし、ビットコインは価格の上下が激しいので、送金するときは「120ドル」程度のビットコインを送金することをおすすめします。
ちなみに、当メディアでは144ドルという余ったビットコインを使って投資検証しています。
2019年10月1日より、1,000ドル以上の入金が必要になります。アカウントを持っている人で1,000ドル未満の残高しかない人は2019年9月30日分までに1,000ドル以上の残高がないとそのアカウント自体消されてしまいます。(1,000ドル未満の残高のアカウントに関しては「返金扱い」になるはずです。まだ確証が取れていないので「はず」という表現にさせていただきます。)
現在1,000ドル以上の金額が残高にない場合は、ビットコインを入れておきましょう。
特徴③:3つのシステムから選択可能
FXと違い仮想通貨は24時間365日取引可能ですが、Gainskyでは運用期間は20日間のみになります。取引スタイルに応じて3つのシステムから選択可能になります。
赤チーム(イーグル)→リスク:少な目、夜間取引:あり、投機的取引:なし
黄チーム(フラッシュライト)→リスク:普通、夜間取引:なし、投機的取引:あり
青チーム(テッド)→リスク:少し高め、夜間取引:あり、投機的取引:なし
赤チームはリスク少な目(最大損失3%)で利益も少な目、黄チームはリスクは普通(最大損失5%)で利益も普通、赤チームはリスクは少し高め(最大損失8%)で利益も少し多めといった形になります。
利率自体も20日間の運用で2%~8%程度で推移しているとのことで、当メディアでは2019年5月22日に144ドル分を青チームを選択し、6月13日に6.3ドルの利益が出て返還されました。利率でいうと、20日間の運用で約4%という検証結果でした。
2019年7月9日 追記
以前の投資分から再投資を行い、さらに利益が出ていました。もともとの投資額が大きくないので数字が少なく見えますが、投資額153ドルから2.85ドルの利益が生まれました。利率でいうと、20日間の運用で1.8%程度の利率でした。
最近、全く更新していませんでしたが、順調に増えていってます。上述の1000ドル以上の入金が必要になったあたりから1000ドルあたりで少しずつ投資していました。
その結果は以下になります。こういう系の投資は引き際が難しいですが、まだいけそうなのでやっていきます。

あれから全く更新していませんでしたが、まさかの元本を上回り、コツコツ増えています。
まだ続いているのは個人的にびっくりしていますが、運営がしっかりしているということの裏返しでしょうか。
まぁ、再度となりますが、こういうのは引き際が難しいです。
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結構引っ張っることができたので、出金手続きをしています。
1000ドル→2530ドルまで増やすことができました。
以前は手数料を払えば3日で出金することができたみたいですが、いつの間にか20日での出金でしかできなくなっていました。
着金されるまで気長に待とうと思います。

飛んだ可能性ありますね・・・
こういう案件はやっぱり難しいです。

特徴④:運営側と投資家の資金は分別管理されている
Gainskyは分別管理をしていると公式に謳っているので安心ができます。
運用するビットコインはドル換算されます。そしてその資金はRegal Core Markets(リーガルコアマーケッツ)というFX会社で運用管理されます。MT4もリーガルコアマーケッツのサーバーを使用してスマホで見ることも可能です。
Gainskyでの注意点
Gainskyは良い投資先と考えていますが、実際に運用するにあたり注意すべき点を説明します。
アカウント開設後、7日間入金がないとアカウントが削除
アカウント開設後、7日間の間に入金がないとアカウントが削除されてしまいます。その際は再度登録が必要になってしまうので注意が必要です。
ちなみに私もアカウント開設して放置していたので、一度削除されたので再度登録しました。
20日間の運用を選択できるのが月・水・金しかできない
先述の通り、Gainskyは3つのトレーダーチームから選択し20日間の運用を行います。念頭に置いておきたいのが、この運用選択が「月曜・水曜・金曜」のいずれかの曜日でしか行うことができないことです。また、運用終了後に自動的に投資することができないので、再投資したい場合はご自身で行う必要があります。
運用する度にMT4の口座とパスワードが変わる
通常、MT4口座の口座番号とパスワードは変更されることはありません。
しかし、Gainskyでは20日間の運用が終わるとそのMT4口座の口座番号が抹消されます。
つまり、20日間の運用ごとにMT4口座番号とパスワードが変更になります。スマホMT4で見るときに20日間運用ごとに新規で入力する必要があるので注意が必要です。
まとめ
水面下で人気になっているGainskyについて解説いたしました。Gainskyは分散投資の一つとしてアリと感じました。
現状はしっかりと利益が出ているGainskyですが、投資なのでもちろんリスクが伴うことは忘れてはなりません。余っているビットコインや生活に支障がないような余剰資金で投資するようにしましょう。