全世界中でコロナウイルスの影響が出始めています。2020年2月現在、中国では2000人以上の死者が出ており、今後の予断を許さない状況が進んでいます。

日本においても例外ではなく、イベントが軒並み中止になったり、ダイヤモンド・プリンセス号での日本政府の対応の不手際に非難が集中しているのが現状です。コロナウイルスは、為替にも悪影響を与えているのは間違いなく、2月に入り乱高下が進んでいます。

特にゴールドの動きが日に日に激しくなっており、ポジションを持っている(持っていた)人は明暗が分かれていることでしょう。

今回の記事では、コロナウイルスの影響におけるゴールドの動きについて解説していきたいと思います。

目次

2020年のゴールドの動き

2020年のゴールド(XAUUSD)の実際の動きはこちらです。1月中旬にコロナウイルスが中国で発生しましたが、そのときはゴールドの動きは穏やかでした。

しかし、2月10日を超えたあたりからゴールドの動きが激しくなってきています。2020年2月17日以降ゴールドの価格が伸び続けており、1643ドル付近まで到達しました。これは7年ぶりの高値更新だとのこと。

このままの勢いだと、1700ドルにも到達する勢いです。

2020年のゴールドの動き

ゴールドはCFD(為替差金決済)と呼ばれる類のものになります。CFDについて理解を深めたい人は以下の記事をご覧ください。

CFD銘柄である日経225やNYダウを取引可能な海外FX業者は?

追記:2020年8月にはついに2000ドルを突破・・・

とんでもない勢いで上昇しています。ついに2000ドルを突破し、9年ぶりに高値更新です。
本当にどこまでいくのでしょうか。こぞって資産家たちが安全資産として金を買った結果と言えます。

ゴールド2011年の水準を超える

経済状況が不安なときにゴールドなどが買われるのが一般的

一般的に経済が良い状態の場合は、世界中の投資家は「リスクオン」を考えて金融商品に投資を行うことが多いです。しかしながら、経済状況が悪くなった場合、「リスクオフ」の状態になることが多いです。

リスクオンとは、リスクをオンした状態、つまりリスクを負ってでもリターンを追求する相場のことを意味します。リスクオンの場合、ドルやユーロ、ポンド、新興国通貨が積極的に買われます。

一方で、リスクオフとは、リスクをオフした状態、つまりリスクは極力避けて安全に利益を得たいという相場のことを意味します。リスクオフの場合、ゴールドなどの金属やオイル、仮想通貨、日本円などが買われることが多いです。特に金は昔から価値のあるものなので、資産家は手持ち資金を金に変える傾向にあります。

コロナウイルスの場合、中国(アジア圏)での発生や上述のダイヤモンド・プリンセス号の日本政府の不手際の問題もありました。 そのため、リスクオフ相場なのにも関わらず、日本円が売られてしまっており、全体的に円安になっているのが特徴的です。

まとめ

コロナウイルス発生からのゴールドの動きをまとめてみました。コロナウイルスの収束はおそらく夏ごろになるため、為替相場に対する影響は甚大になるものと予想されます。このようなリスクオフ相場においては、ゴールドの強さが際立ち、ゴールドが高値を更新し続けています。

ゴールドは国内FX業者では取り扱いがありませんが、海外FX業者では取り扱いをしています。その中で特におすすめなのがXM(XMTRADING)です。

XM(XMTRADING)では、 ただいま新規口座を開設するだけで未入金ボーナス3,000円をもらえるキャンペーンを実施中です。(リアル口座開設でないともらえないので注意)
さらに、入金100%ボーナスも実施中なので、まだ口座開設を行っていない人は今のうちにぜひ口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

XMの詳細についての記事も執筆しています。以下の記事でより理解を深めることができるのでぜひご覧ください。

XMの評判と口座スペックについて公正にジャッジしてみた!<初心者・口座開設者必見!>

XMの神システムであるXMP(XMポイント)を使って効率よくトレードができる方法を解説!