古来より人類は「金(ゴールド)」を愛し、金本位制の時代であったときもあり、ゴールドは歴史的に重要な意味を成していました。

ゴールドは古来より独立した価値を持っており、現在ではFXでも取引の対象となっています。

CFD(為替差金取引)はボラティリティが大きいものが多いですが、とりわけCFDの中で人気なのはゴールド(金)です。ゴールドは米ドルとの価格と連携しており、通貨ペアはXAU/USD(またはGOLD)と表されます。

今回はFXトレーダーの中で人気が出ている「ゴールド」の特徴について解説していきます。

目次

ゴールドを取り扱える海外FX業者は?

国内FX業者の場合、そもそもCFD(差金決済取引)が取引不可能な業者が多いですが、海外FX業者ではCFDの取引を行うことができます。

金や株などは現物をもらう代わりにお金を支払って取引が完了しますが、CFDは金の価格の上下を予想する通常のFX取引のような性質を持っています。(現物を受け取らなくても金の取引(価格予想)ができるという意味です)

その中でも特におすすめなのはXM(XMTrading)になります。XMでは金、銀、日経225などのCFD取引を行うことができます。

XM口座開設やり方 ゴールド XAUUSD GOLD

XMではゴールドのスプレッドはだいたい3~4pipsです。このスプレッド差はどの業者もあまり変わりはありません。

ゴールド(XAUUSD)の見方と特徴

ゴールドは米ドルと密接に関係があり、ゴールドの価格は米ドルで表されます。2022年1月現在、ゴールドの価格は1800ドル付近を推移していますが、取引するときは「少数点第一位が1pipの単位になる」ことを覚えておきましょう。

少しわかりづらいので一例を挙げてみます。

ゴールドは小数点第一位が1pipの単位に!

ゴールド=1800.00ドルの時に買い注文を入れて、1812.34ドルの時に決済をした場合


123.4pipsの利益を取ることができた

とりあえずは、一の位で10pips、十の位で100pipsと覚えておけば問題ないです。通常の為替の通貨ペアの見方と違うので注意しましょう。

ゴールドの必要証拠金の計算もついでに覚えよう

また、ゴールドの必要証拠金の計算も少し難しいですが、計算式は以下になります。この際に覚えておきましょう。

ゴールドの必要証拠金の計算はこちら

必要証拠金=ロット数×コントラクトサイズ×市場価格÷レバレッジ

コントラクトサイズとは、取引単位のことですが、金では「100」と定義されています。

例えば、1ロット(10万通貨)、ゴールドの価格が1500ドル、レバレッジが100倍だとしたら以下の計算になります。

ゴールドの必要証拠金の計算はこちら

1ロット×100(コントラクトサイズ)×1500ドル(ゴールドの市場価格)÷200倍(レバレッジ)=750ドルの必要証拠金が必要

XMなどの海外FX業者でハイレバレッジで取引することが可能なため、レバレッジ次第ですが上記よりも少ない金額で取引することが可能です。
通常の為替と違う計算方法なので面倒くさいですね。しかしながら、ゴールドを取引するときは必要な概念なので頭の片隅に入れておきましょう。

ゴールド(XAUUSD)の特徴を抑えよう

ここではゴールドの特徴を簡単に紹介していきます。たった3つだけなのでぜひ覚えていきましょう。

特徴①:ドルとゴールドは相関関係にある

先ほどと重複する部分がありますが、ゴールドと米ドルは相関関係があると言われています。

例えば、ドル円(USDJPY)のチャートが価格上昇を示せば、ゴールドは下落方向に向かうような相関関係があります。

ドル円・ゴールド 相関関係 XAUUSD

上記の画像では、ドル円とゴールドの日足チャートですが、ドル円が下落していれば、ゴールドは上昇しているような相関がみられます。もちろん相関関係がないときもありますが、一般的にはゴールドが米ドルと相関関係にあるということは覚えておきましょう。

特徴②:ボラティリティが高い

ゴールドの魅力はなんといってもボラティリティが高いことです。一日に200pips以上動くことなんてしょちゅうです。場合によっては500pipsくらい動くこともあります。

ゴールド XAUUSD ボラティリティがすごい

ポンドよりも激しい動きをする傾向があるので、ガツッと一気に利益を取りたい人はゴールドはおすすめの銘柄です。

特徴③:世界情勢が悪くなれば金の価格は上がる

ゴールドは一般的に世界情勢が悪くなれば金の価格が上がる言われています。その理由は自国の通貨や保有している通貨の価値が下がると、投資家たちは「金」に投資するからです。

事実、2018年から見てもゴールドの価格は上がり続けています。

また、ゴールドはいわゆる「地政学的リスク」にも敏感に反応します。
例えば、2019年9月14日(土)にサウジアラビアの原油施設がドローン攻撃を受けて、様々な通貨が月曜には大きく窓開けしましたが、ゴールドは上に窓開けしました。

さらに2020年から続くコロナウイルスの関係でゴールドへの投資が過熱していきました。

このようなニュースをうまく使うことができれば大きく利益を取ることも可能になるので、ゴールドはおすすめできます。

まとめ

FXトレードにおけるゴールドについてまとめてみました。日本人から人気の高いXM(XMTRADING)でもゴールドを取引することができるので、ゴールドを取引してみたいという人はXMで取引することをおすすめします。

XMでまだ口座開設していない人は「100%入金ボーナス」と「未入金ボーナス3000円」が受け取ることができます。未開設の人はこの際にぜひ口座開設をしてはいかがでしょうか?

本記事で頻繁に出てきたCFDについては下記の記事でまとめているので、CFDについて理解を深めたい人はこちらの記事をご覧ください。

XMの特徴については以下のページでまとめています。