XM ZERO口座は狭いスプレッドを提供しており、スプレッドではなく手数料が引かれる口座になります。
そのため、ハイレバレッジ(最大500倍)でトレードをしたいスキャルピングトレーダー向けの口座となり、人気がある口座です。
しかし、当サイトをご覧になっている方から「XM ZERO口座の手数料についてわかりにくい」という問い合わせを何件かいただきました。
今回は、XM ZERO口座の手数料についての疑問点を解消し、手数料について徹底解説します。
目次
公式サイトの表記はどうなっている?
XM Zero口座に関するよくあるご質問というページで「XM Zero口座には手数料がありますか?」という質問欄を見つけました。
そこには、下記のように答えが記載されています。
はい。XM Zero口座の手数料は$100,000のお取引に対して$5となります。
MT4プラットフォームの手数料はお取引発注時に往復分(発注と決済)がまとめてお口座から差し引かれます。
MT5プラットフォームの手数料はお取引発注時と決済時にお口座から差し引かれます。
XM Zero口座の手数料は$100,000のお取引に対して$5、というこの表記は
1ロット(10万通貨)を発注すると5ドルの手数料が引かれ、決済すると5ドルの手数料を引かれ、合計10ドルの手数料が引かれる
という意味になります。
でも実際に引かれている手数料は?
上記表記を解釈すると、いつでも10ドルが引かれるという意味合いになります。
しかし、実際に引かれている手数料を見ると、手数料が10ドルではないケースがあると報告されています。
例えば、1ドル110円の際に、ユーロドル(EURUSD)で1ロットのトレードをしたとします。
この時に10ドルが手数料を引かれると思いきや、手数料が1300円であったら「おかしい」と感じるはずです。
それはなぜか?
1ドル110円であれば、10ドル×110円=1100円が手数料として引かれるはずだからです。
しかし、実際には1300円が引かれているという事実がそこにはありました。
違う手数料の答えは往復分の通貨ペア
全く理解ができなかった私はサポートに問い合わせをしました。
そこでやっと手数料の差異について疑問点を解消することができました。
サポートからの返ってきた回答は、
往復で10ドルの表記→往復で10通貨 として解釈してください。
という回答でした。
つまり、通貨ペアの左側の通貨(例えばEURUSDだとユーロ(EURが左側に記載があるため))で計算をする必要があったのです。
例えば、1ドル=110円、1ユーロ=130円の時に、EURUSD(ユーロドル)を取引した場合、
1ロット(10万通貨)を発注すると5ユーロの手数料が引かれ、決済すると5ユーロの手数料を引かれ、合計10ユーロの手数料が引かれる
ということになり、1ユーロ=130円という定義のため、10ユーロ×130円=1300円となるということになります。
これで1300円の手数料であったという疑問点が解消されました。
片道5通貨(往復10通貨)のため、ポンド円(GBPJPY)であれば10ポンドの手数料、豪ドルNZドル(AUDNZD)であれば10豪ドルの手数料が引かれるとしていただければ結構です。
まとめ
手数料に差異がある問題は、通貨で考えれば解決ができることがわかりました。
それにしてもなんて紛らわしい表記なんでしょうか。
手数料は片道5ドルという表記ではなく、「片道5通貨」という表記にしてほしい、と切に願います。
表記は紛らわしいですが、XM ZERO口座は反応が早く素晴らしい口座になります。
ぜひ、あなたもXM ZERO口座の威力を体験してみてください。