自動売買EAを導入する際、VPS(クラウドデスクトップ)上にMT4を導入します。
現在主要VPS会社が提供しているOSは、「Windows Server 2012 R2」というOSです。
VPS提供会社によっては、まれに強制再起動されることがあると報告を受けています。
ただ再起動されるだけなら良いのですが、再起動が悪影響を及ぼし自動売買の結果に影響が出てくることが懸念されます。
今回はそのようなことが発生しないように、Windows Server 2012 R2での強制再起動を防止する方法を解説します。
目次
強制再起動されるとどんなことが起こるか?
強制再起動されると、
- 自動売買EAがエントリーされない(これはまだいいです)
- 自動売買EAが決済ポイントにいっても決済されない(これはやばいです・・・)
- 再起動後、EAによっては予期しないときにエントリー
といったような症状が出ることがあります。
病気(強制再起動)したら対処するのではなく、先に対処することによりこのような症状を予防することが先決といえます。
強制再起動を防止する手順
まず、VPS(クラウドデスクトップ)にアクセスし、ログイン画面に入ってください。
VPS上で「windowsボタン」+「R」を押していただくと、「ファイル名を実行して実行」というポップアップ画面が出ます。
名前:の部分に「gpedit.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
※必ずVPS上で開いてください。
ローカルグループポリシーエディターが開きます。
左側にツリー状にフォルダ階層があることを確認してください。
フォルダ階層を展開していきます。
「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「windows update」と順にクリックしていくと、右側に項目が表示されます。
「スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合は再起動しない」をダブルクリックします。
ポップアップ画面が表示されたら、「有効」のラジオボタンをクリックし、「OK」をクリックします。
以上が強制再起動防止の方法になります。
まとめ
強制再起動した場合に弊害が出てしまうことが予想されるときは、上記手順で修正していただければと思います。
強制再起動でなくとも、メモリ解放を行うためにVPSを自主的に再起動を行うときは、「EAがポジションを持っていない」ときに行っていただくようお願いいたします。
EAがポジションを持っているときに行ってしまうと、決済に影響が出てしまう可能性もありますのでご注意ください。
EAも無料配布しているので、LINE@に問い合わせしてみてくださいね!