6月は大きなイベントばかりでした。特に歴史的瞬間だったのが、トランプ大統領と金総書記の初会談。
トランプ大統領も策士ですので、プライムタイムにそれを持ってきました。
参考記事はこちら↓
https://xen-tryz.com/fx/north-korea-usa/
以前の記事ではアメリカが世界の経済を動かしていると記事を書きました。今回は重要な指標であるアメリカの雇用統計について解説したいと思います。
目次
雇用統計とは
雇用統計は最も注目される指標の1つと言われています。
経済政策変更のきっかけとなる事も多くあり、アメリカの指標の中で最も注目されます。
雇用統計の発表は、毎月の第一金曜日の日本時間22:30(サマータイムは21:30)になります。7月はサマータイムなので第一金曜の21:30に発表となります。
雇用統計で特に注目すべき点は2つ
雇用統計はいくつもの雇用に分かれています。建設、製造、小売、金融機関、、平均時給、非農業部門、失業率・・・等の様々な分野に分類されます。
特に注目すべき点は失業率と非農業部門雇用者数の2点です。
雇用統計で見るべきポイント① 失業率
「失業率」はその国の経済の実態から少し遅れて反映されるのが特徴です。約半年程度遅れるとされています。
日本でも失業率が低いと景気が良いと判断されます。その失業率が良くなると良い方向に動き、失業率が悪化すると暴落する可能性もあるので、チェックした方が良い項目です。
雇用統計で見るべきポイント② 非農業部門雇用者数
文字通り、農業部門を除いた雇用者数のことです。アメリカは日本と違い、移民の国です。様々な国の人が世界中からアメリカンドリームを掴みに来ます。
アメリカの経済を維持しようとすると、毎月10万人以上の非農業部門雇用者数の増加が必要と言われています。
「現状維持は衰退なり」と言われます。アメリカ経済を成長をし続けるためには、毎月20万人以上の非農業部門雇用者数の増加が必要とされています。
この数字が10万人を切った場合、「アメリカの経済はやばい」と判断されます。一方で、20万人を切った場合は「景気はそんなに良くない」と判断されます。
そのため、非農業部門雇用者数は米連邦準備理事会(FRB)も経済政策の判断材料の一つとして重要視しています。
雇用統計の数字というのはそのくらい重要なものになるのです。
アメリカの参考記事はこちら↓
https://xen-tryz.com/fx/fx-america/
雇用統計時の為替の動きの特徴
雇用統計がある日の相場は、基本的には相場の方向感がなく、売りなのか買いなのかどっちつかずです。雇用統計が始まるまではトレーダーがどららも控える傾向にあります。
雇用統計の日はローソク足が短く、ボラティリティ(幅)がないのが特徴です。雇用統計発表時に、値動きが激しくなります。
雇用統計時は自動売買EAは止めたほうが良い?
これも各自動売買EAによります。
雇用統計時に止めなくても良いという謳い文句のEAでも、私は負ける確率が少しでも高くなるのであれば、止めるべきだと思っています。
漁師が荒れた海の日に出港するかといえば、答えは「NO」です。
負ける可能性が高い場合は、止めて負けを少なくするのも戦略の一つです。
経済指標の参考になるサイトは?
私は、重要な指標について、みんかぶFX様を参考にさせていただいております。
他のサイトと違い、ドル円の変動幅等も記載があるので見やすいです。
※参照:みんかぶFX様より
まとめ
アメリカの雇用統計についてまとめさせて頂きました。アメリカの雇用統計で、特に注意すべきなのが、「失業率」と「非農業部門雇用者数」です。
その2つの数字は、アメリカのみならず世界全体を巻き込む重要なイベントになります。
雇用統計は大きく動くので、第一金曜は必ず相場に張り付くようにすると大きな利益を取ることができるかもです。
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