FXに興味を持った方の中には、様々な投資について興味を持っていることと思います。
その中で「バイナリーオプション(Binary Option)」という投資方法についても聞いたことがあるかもしれません。
FXもバイナリーオプションも同じ為替を取り扱いますが、具体的に何が違うのでしょうか?
今回の記事では、FXとバイナリーオプションの違いを明確にし、初心者の方でもわかるように解説いたします。
目次
そもそもバイナリーオプションとは?
バイナリーオプション(Binary Option)は、バイナリーはBinary=二進法という意味で、オプションはオプション取引のことで「権利を買う取引」を意味します。
簡単にいうと、「高い」か「低い」か予想を行い(これが権利を買うという意味です)、予想が当たれば配当を受け取ることができ、予想が外れたら掛けた金額が没収されるという至極単純なルールになります。
バイナリーオプションはFXと同じく為替を扱います。
FXと比較すると覚える知識が少なくできるのが魅力で、トランプのハイ&ローと同じようなやり方で投資ができるため、初心者の方でも腹落ちしてルールがわかるので人気が出てきています。
ちなみに、よくBinary Optionのそれぞれの頭文字を取って「BO」と略されます。
図解にするとイメージしやすいかと思います。
バイナリーオプションのメリット
バイナリーオプションのメリットは二点あります。
まず、バイナリーオプションは上述の通りルールが明確なことです。
バイナリーオプションはトランプのハイ&ローのようなルールで、競馬のようなオッズを採用しているため、予想が当たればそのオッズ分の利益を得ることができます。
次のメリットとしては、トレーダーが賭けた金額以上の損はないことです。
日本国内のFX会社は思いがけない為替変動により、元本以上の損失が出た場合はトレーダー側が負担をしなければいけないという規定(「追証」)があります。
しかし、バイナリーオプション海外FXと同様に元本以上の損失はないのがメリットとして挙げられます。
バイナリーオプションのデメリット
FXと比較すると、ルールが明確で初心者の方には入りやすいバイナリーオプションですが、もちろんデメリットもあります。
ペイアウト率が決まっている
バイナリーオプションのデメリットの第一点目は、ペイアウト率が決まっていることです。
例えば、1.8倍のオッズだとして1万円を価格上昇する方に予想しそれが当たった場合は、1.8万円の払い出しがあります。
これをデメリットとして取り上げるかは迷いましたが、FXと違い一回の取引で利益を伸ばすことができないのでデメリットに挙げました。
勝つと制限される
バイナリーオプションは勝ち続けると口座に制限がかかります。
例えば、何万円をでも賭けることができたのに、あなたの口座に制限がかかり一回あたりの金額が千円までしか賭けることができなくなったりします。
バイナリーオプションは勝つトレーダーは排除していく傾向にあるので、一度バイナリーオプションを経験後にFXに転向する方もいます。
MT4を使って取引ができない
バイナリーオプション業者はMT4を提供していないため独自のプラットフォームで取引を行う必要があります。
そのため、相場分析は違うプラットフォームを使用しなければならず画面を切り替えたりしなければならないので面倒くさいです。
その分、海外FXではMT4を使い、インジケーターでの分析や自動売買を使用することができます。
メリット・デメリットまとめ
まとめると下記のようになります。
バイナリー | ルールは簡単 | 利益が伸ばせない | 口座制限の可能性有 | MT4が使えない |
---|---|---|---|---|
FX | 専門用語が多い | 利益が伸ばせる | 勝つトレーダーは迎合される | MT4を使える |
相場に慣れたらFXの方が良い
バイナリーオプションもFXも同じ相場を見ることには変わりなく、同じ相場を見てトレードをするのであれば「利益を伸ばすことができるFXの方がオススメ」と当メディアでは結論付けしています。
特に海外FXは日本国内FXと違い、ハイレバレッジで取引ができ、元本以上の損失がないこと、そして裁量トレードも自動売買もできるのが魅力です。
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まだ海外FXに触れたことのない方はぜひ海外FXの魅力を体験してみてください。