2019年4月19日(金)の各通貨ペアのボラティリティが全くありませんでした。
裁量トレードをやっている人や自動売買EAを回している人は、ボラティリティが少なくこの日は利益が出なかったのではないでしょうか?
ここまで動きのない相場は記憶になく、むしろクリスマスや年末年始より動きがなかったのではないかと思います。
そんな歴史的に動きの少なかった4/19(金)の相場について解説していきます。
目次
そもそもなぜボラティリティがなかった?
4/21(日)にイースター(復活祭)というイベントがあり、4/19(金)は欧米の市場が休みだったのが原因です。
そのため、機関投資家や大口投資家が相場に参加せず、個人の少額投資家しか参加しない相場になったため、ボラティリティが少なかったと推量されます。
ここまで動かない相場というのも珍しかったのではないでしょうか。
各通貨ペアのボラティリティ
各通貨ペアのボラティリティを見ていきます。
ドル円(USDJPY)
特にボラティリティがなかったのがドル円(USDJPY)です。
下記画像は15分足の1日分の動きですが、なんと約10pips程度しか動いておりません。
しかも朝に値動きがあったくらいで、昼12時~翌朝5時くらいまで3pips程度の動きしかありませんでした。
市場クローズまで見ていましたが、本当に動かなく、むしろ朝方はとんでもなくスプレッドが広がっていてエントリーした時点でとんでもないマイナスを食らってしまうという訳が分からない相場になっていました・・・
ポンド円(GBPJPY)
ポンド円は、1日に200pips下落した後に200pips戻るといった極端な動き方をすることがあり、ボラティリティが高くトレーダーの中では人気の通貨ペアです。
しかし、4/19(金)のポンド円相場は約30pips程度しか動かなかったので、裁量トレードをやっている方はノーポジで終わっているのではないでしょうか?
ポンド円はこんなにも動かないんだというのを思い知らされました。
ボラティリティがない時はどうすべき?
ボラティリティがない時は裁量トレードをやめたり、自動売買をオフにすることが出来る自動売買EAであれば止めたほうが良いです。
これは、年末年始やクリスマス等にも言えることです。
ボラティリティがない=トレードに参加している投資家が少ない、ということを意味していますので、ボラティリティがない時はトレードは控えたほが良いでしょう。