海外FXブローカーは世界各国に様々あり、当メディアでは、々な海外FXブローカーをご紹介させていただきました。
今回ご紹介する「Tradeview(トレードビュー)」はもともとプロトレーダーや法人等の大口顧客向けに口座を提供していました。(以前は最低入金額が250万円以上ないと開設ができませんでした)
しかし、最低入金額基準の引き下げがされたり、一般ユーザーを取り込んでいくという路線に変更しています。
Tradeviewは信頼性、約定スピード等、最もおススメする海外FXブローカーです。
本記事では、使いやすくなったTradeviewの特徴と口座開設方法を解説します。
目次
Tradeview(トレードビュー)はどの国が運営してる?
Tradeviewは、ケイマン諸島でライセンスを取得しているFXブローカーです。
ケイマン諸島は、イギリス領のカリブ海に浮かぶ島で、いわゆるオフショアの地域になります。
私は一度もカリブ海付近に行ったことないので、一度はカリブ海に行ってみたいものです笑
Tradeview(トレードビュー)の特徴
Tradeviewは大きく2つの口座があります。
スタンダード口座とILC(Innovative Liquidity Connector)口座という口座があり、
各口座に共通して言えることですが、約定力が非常に高く口座としてのスペックが高いです。
NDD(Non Dealing Desk)方式で透明性のある取引環境のため、トレーダーにとっては安心です。
また両口座ともに法人口座での開設が可能になります。
スタンダード口座の特徴
まず、スタンダード口座からですが、非常にスプレッドが狭いです。
例えば、EURUSD(ユーロドル)の平均スプレッドは「0.9pips」になっており、海外FXブローカーで最もスプレッドが狭いと言っても過言でありません。
そのため、裁量トレーダーにとっても自動売買EAにとっても素晴らしく使いやすい口座かと思います。
その他の特徴をまとめてみました↓
- レバレッジ:最大500倍(口座開設時は100倍になっていますので、引き上げる必要があります)
- 最低入金額:1万円~
- 最小取引ロット数:0.01ロット
- 最大取引ロット数:100ロット
- 強制ロスカット:証拠金維持率100%を切った時点
ILC口座の特徴
ILC(ECN)口座とは、取引スプレッドが極小の代わりに手数料が利益分から引かれる、という口座になります。
少しの利益を取っていく、スキャルピング(一日に何回も取引をする)トレーダーにとっては、非常に使いやすい口座になり、往復手数料が業界一安いので、取引を優位に進めることができます。
しかし、最低入金額は10万円となるため、少しハードルが高めと言えるかな、と思います。
- 手数料:往復500円(業界一の安さ)
- レバレッジ:最大200倍
- 最低入金額:10万円~
- 最小取引ロット数:0.01ロット
- 最大取引ロット数:100ロット
- 強制ロスカット:証拠金維持率100%を切った時点
両口座に共通して言えることですが、「ロスカットは証拠金を100%を切った時点」ということになるので、証拠金の計算をしっかりとして、ロットを打つ必要がありますね。
また、Tradeviewは口座開設後はレバレッジが100倍に設定されております。
そのため、希望のレバレッジ(スタンダード→500倍まで、ILC口座→200倍まで)に変更する必要があります。
方法については後述させていただきます。
TradeviewのILC口座に特化した記事をまとめましたので、ILC口座に興味ある人は以下の記事をご覧ください。
Tradeview(トレードビュー)のILC口座が取引コストが最安値!極狭スプレッドでコストを抑えたい人におすすめのFX業者
Tradeviewの口座開設手順について
今回はスタンダード口座を開設する手順をご紹介させていただきます。
ILC口座(スキャルピングトレーダー向け)を開設したい場合は、ILC口座を選択いただければと思います。
①まず、Tradeviewの口座開設フォームに飛びます。
②取引プラットフォーム 「メタトレーダー4 X Levarage(スタンダード口座)」
取引口座の通貨は「円口座」を選択してください。
※ILC口座を開設したい場合は、ILC口座をご選択ください。
③個人情報を記載していきます。
※ 英語で住所を記入する際は、日本の住所と読み方が反対になります。
例)日本:東京都港区新宿1丁目1番地1号 → 英語:1-1-1, Shinjuku, Minato-ku, Tokyo
後で本人確認書類を提出します。本人確認書類と同じ住所を入力してください。
※ 電話番号を記入する際は、最初の0(ゼロ)を日本の国番号(+81)に変更して記載します。
例)090-1234-5678→ 英語:+8190-1234-5678
④次の銀行情報は、無視していただいて特に問題ございません。
⑤ アメリカ在住以外の方は「C」を選択してください。
本人確認書類を英数字でご記入ください。(こちらはなぜか記入式になっています)
Passport(パスポート)かDrivers Licence(運転免許証)で良いかと思います。
⑥ご職業と年収・総資産を記入ください。破産された経験は「いいえ」をクリックしてください。
⑦ 収入源に関する情報をご記入頂き、「同意」をチェックしてください。
(ここでは投資もしくは貯蓄にしています)
⑧ 投資経験については「為替」の欄のみ経験有りにして頂ければと思います。
(今回は2年未満、50000ドル以下、毎日 にしています)
⑨ その他の情報を記入します。年間投資予定額を0-25000ドル、投資目的でOKです。
⑩ 本人確認書類を提出します。
◆本人確認書類→パスポート、運転免許証、写真付き身分証明書、戸籍謄本 のどれか
◆現住所確認書類→住民票、公共料金証明書、銀行明細、クレジットカード明細、税金通知書 のどれか
(いずれも3ヶ月以内の現住所が記載されている書類に限ります)
※本人確認書類を提出する際の注意点
①4隅が写るように撮影ください。 ②影や光が入らないように撮影ください。
通常のFXブローカーの場合、登録後に本人確認書類の提出というステップになりますが、Tradeviewでは先に書類提出が必要になります。
登録の際は、書類を用意して臨みましょう。
⑪ 一番下のページにいくと署名の欄がありますので、マウス等を使い署名して下さい。
署名が完了したら右下の「署名の完了」をクリックしてください。
◆私はロボットではありません→チェック
◆同意書の同意→チェック
⑫ 送信が完了したら下記メッセージが出ます。1営業日以内にメールが来ますので確認してください。(すぐには来ないです)
口座開設の手順は以上となります。
Tradeviewに関するよくあるQ&A
当メディアにお問合せがあるTradeviewに関するQ&Aをまとめてみました。
Q.法人で口座開設したいんだけどどうするの?
Tradeviewは法人口座開設が可能です。
他社海外FXブローカーと比較しても法人での口座開設が容易なため、当メディアではTradeviewでの法人口座開設をおすすめしております。
他海外FXブローカーは最低入金額が100万円~1000万円が多いですが、Tradeviewは個人と同じ水準(スタンダード口座は1万円、ILC口座は10万円)となります。
しかし、必要書類が変わりますのでご注意ください。
【Tradeviewの法人口座開設に伴う必要書類】
◆履歴事項全部証明書の写し
◆法人の現在住所確認書類(3ヵ月以内に発行されたもの)
◆代表者、役員の身分証明書
◆代表者、役員の現在住所確認書類 (3ヵ月以内に発行されたもの)
口座開設時に上記書類が必要になります。
2019年4月にTradeviewの法人口座について下記記事でまとめました。
Q.レバレッジの変更方法はどうするの?
口座入金後にレバレッジ変更をすることが可能です。
Tradeviewは口座開設後は、レバレッジ100倍になっております。
スタンダード口座は最大500倍、ILC口座は最大200倍に変更することができます。
レバレッジ変更をしたい場合は、口座番号付与後に下記URLから変更することができますので、ご活用いただければと思います。
Tradeviewのレバレッジ変更
Q.日本語サポートはどうなの?
Tradeviewの日本語サポートは「可もなく不可もなく」といった印象を受けます。
そう言われる所以が、XMやFXDDと違いライブチャットがないため、メールでのやりとりになるからです。
メールでのやり取りは非常に誠実で問題解決の手助けをしてくれますが、ユーザー目線から見ると「ライブチャットがないので、リアルタイムでの問題解決ができない」のが玉に瑕です。
ライブチャットの導入をしてほしいところです。
Tradeviewの日本語サポート宛先
宛先:japanesesupport@tvmarkets.com
Q.口座への入金について 国内銀行送金での入金は可能?
2019年1月現在、国内銀行送金での入金はTradeviewは不可能となります。
国内銀行経由での入金は、bitwallet経由での入金となります。
Tradeviewに直接、国内銀行経由送金ができるようになればより使いやすくなりますね。
Tradeview→Bitwalletへの入金の記事はこちらにまとめているので参照してください。↓
Tradeviewはプロから愛される優れたFXブローカー
Tradeviewは昔からある老舗FXブローカーで、プロトレーダーからも非常に評価が高いFXブローカーになります。
本当に知る人ぞ知るFXブローカーです。
口座のスペックは非常に高いのですが、プロ向けのFXブローカーだったため、サイトが少し使いづらい部分があります。
Tradeviewは「海外FXに慣れていない人がいきなり始めるFXブローカーではないが、プロや大口顧客から愛されるFXブローカーである」という特徴があると覚えていただければと思います。
まとめ
Tradeview(トレードビュー)の特徴、評判、口座開設手順についてまとめました。
Tradeviewは登録の際に身分証明書が必要になるので、少し大変ですね。
初心者向きのプラットフォームではないからこそ、プロトレーダーからの信頼は非常に厚いFXブローカーとなります。
また、法人口座も開設でき開設基準が低いのはポイントが非常に高いです。
あなたもぜひTradeviewで口座開設してみることをおすすめします。
Tradeviewの入金がついに国内銀行に対応しました。(今まではビットウォレットなどの外部サービス経由からの入金のみでした)
Tradeviewの出金についてはこちらの記事にまとめています。