FXの市場では閑散期が存在します。閑散期とは、文字通り「人がいない状態」とのことで、閑散期の市場では為替相場での取引高が極端に少なくなるので、相場の動きが少なくなります。
しかし、少し大口の注文が入ると、普段では考えられないような動きをしてしまうのも事実。今回の記事では、FXでの閑散期の特徴・一般的にいつが閑散期なのか、そして、閑散期の戦略について解説します。
目次
FXの閑散期とは?
FXでの閑散期は具体的に以下の日とされています。
- クリスマス休暇
- 年末年始
- アメリカの祝日
- イギリスの祝日
- イースター休暇
- 日本の祝日
- 日本のゴールデンウィーク etc
特に、クリスマス休暇と年末がある12月は、相場参加者が極端に少なくなってしまいます。その理由は、特に欧米はクリスマス休暇があるので、クリスマスの前後が休みになり、クリスマスの1週間~2週間を前もって休むトレーダーが多いからとされているからです。
そのため、12月自体の動きがテクニカル通りにならなくなる傾向が強いです。12月は特に取引高も少なくなるので、
クリスマス休暇の記事はこちらにまとめています。
祝日もボラティリティが少なくなる傾向あり
各国の祝日のときに為替相場を見てみると、ボラティリティが少なくなる傾向があります。特にイギリス市場とロンドン市場は取引高が大きいので、市場がクローズしているときは動きにくくなります。
最も動かなくなるときは、 各国の祝日が重なり合ったときです。各国の祝日が重なり合うときの一例として、イースター(復活祭)休暇があります。イースター休暇は特にヨーロッパでは最低でも4日間の休みになることが多く、実際に今年のイースター休暇のときの相場は歴史的に見ても全然動きませんでした。
その時のドル円の一日のボラティリティはなんと約10pipsでした。特に日本時間の午後を境にほとんど動かなくなってしまい、昼12時~翌朝5時くらいまで3pips程度の動きしかなく相場に参加しないほうが良かったという結末になってしまいました。
イースター休暇のときの記事をまとめているのでこちらもご覧下さい。
FX市場で閑散期に取るべく戦略
閑散期に取るべき戦略で最も効果的なのは「 相場に参加しない(取引しない)」ということです。相場の格言に「休むも相場」という言葉があります。
トレーダーの中には常にポジションを持っていないと落ち着かない人も多いと思いますが、利益を出し続けているトレーダーは「休むのもうまい」です。一方で、閑散期に休んでいるからこそ「検証」に注力しているトレーダーも多くいます。
取引は控えて検証するという選択肢もありですね。
どうしても取引したい人は「逆張り」がおすすめ
しかしながら、どうしても閑散期でもトレードしたい人は「普段とは違う手法」を取り入れてはいかがでしょうか?先述の通り、閑散期では相場参加者が少ないため、テクニカル分析通りに動かない傾向が強いため、「逆張り手法」が良いとされています。
チャートは波を打って形成されていきます。そのため、一過性の大きな動きがあったとしても、基本的には収束していく・・・というのが基本的な原理になります。つまり、相場参加者が少ないため、一時的に大きく動いたとしても戻る確率は高くなるという考え方です。
もちろん、全体の相場観を見て判断しなければなりませんが、閑散期の相場では逆張りをしてもいいと思います。
順張り・逆張りについて解説している記事はこちらです。
閑散期にFX業者を再検討するのもあり
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まとめ
FXの閑散期は祝日や年末年始、クリスマスなどを指します。その中で、特に12月は全体的に動きにくくなる傾向があります。
FXの閑散期においての戦略は以下の2つです。
- トレード自体を控える→検証する
- 逆張りで取引してみる
個人的にはトレード自体を控えることをおすすめしますが、逆張りで入ってもありですね。