MT4で表示ができるインジケーターは様々あります。
ACD、ボリンジャーバンド、移動平均線、一目均衡表等の有名なインジケーターもあれば、ジグザグのようなインジケーターもあり、あなたのテクニカル分析を助けてくれます。
様々なインジケーターや指標がある中、一つのインジケーターしか使わないトレーダーもいれば、複数のインジケーターを使いテクニカル分析を行うトレーダーもいますが、RSIもトレーダーの中では非常に人気なインジケーターになります。
本記事では、RSIの機能について知りたい方向けに、MT4に標準装備されている「RSI」について解説いたします。
目次
RSIとは?
RSIとは、英語の頭文字を取っており、「Relative Strength Index」を略したものになります。
Relative Strength Indexをまとめて訳すと相対的な強さを表すもので、簡単に言うと「買われすぎ、売られすぎ、正常値」を見るtまえのものと思っていただければ問題ありません。
FXや株式業界では別名:相対力指数と呼ばれています。
ちなみに、RSIはアメリカのJWワイルダーという方が考えた分析手法です。
RSIの数字の見方
まず、RSIの画像は下記のようなイメージになります。
このRSIは為替や株式などの価格の相対的な強さを計るためのテクニカルになります。
RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を同期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足して100で掛けた数字で表します。
100に近ければ近いほど「買われすぎ」を表し、0に近ければ近いほど「売られすぎ」を表し、50に近ければ「真ん中」ということを表します。
ただ、基本的に100や0の極端値になることはありません。
上記画像の赤丸にありますが、70以上が「買われすぎ」、30以下が「売られすぎ」を意味します。
この70位上、30以下というポイントは抑えておいてください。
買われすぎ、売られすぎの場合はどうなるか?
買われすぎ、売られすぎの場合はどうなるでしょうか?
一般的に言われているのが、75%以上で反転下落になる可能性が高くなります。
その一方で、25%以下では反発上昇する可能性が高くなると言われています。
ただ、RSIだけで判断するとダマシの動きもあるので、様々なインジケーターを使ったり、テクニカル分析を行ったほうが正確性のあるトレードを行うことができるかと思います。
MT4のRSIのインストールの仕方
MT4のRSIは標準のインジケーターで装備されていますので簡単に導入することが可能です。
まず、MT4を立ち上げると、右側に「ナビゲーター」の欄があります。
ナビゲーターの欄に「Relative Strength Index」という箇所があるのでダブルクリックしてください。
ダブルクリックすると、ポップアップ画面が出てきますので、「OK」をクリックします。
そうするとRSIが表示されますので、トレードに活用してみてください。
まとめ
今回はRSIについて解説させていただきました。
裁量トレードで行う場合、RSIはテクニカル分析で使えるインジケーターなので、使ってみてもありかと思います。
RSIはあくまでも補助的に使うものですので、あまり過信しすぎないようにしてくださいね。