FXは法定通貨ペア(ドル円やユーロ円など)を取引するのが基本的ですが、CFD取引をすることも可能です。
CFDとは、「差金決済取引」のことで、株や債券などの現物取引をせずに、「差益のみを決済」する方法です。株式や株価指数、ETF、先物などから選択してトレードすることが可能で、日経225やNYダウなどが特に主流で最近人気が出てきています。
今回の記事では、CFDをトレードしたいという人向けにCFDの簡単な特徴と「CFD取引ができる海外FX業者」を解説していきます。
目次
CFD銘柄の種類と注意点
CFDにはたくさん種類があります。例えば、各国の株価指数やオイル、株式などがあり、多種多様になります。
代表的な各FX業者が扱っているCFD銘柄は下記にまとめてみました。
- Nikkei225(日経225)
- US100(ナスダック)
- S&P500(US500)
- DJ30(NYダウ)
- UK100
- Aussie200
また、CFDには現物と先物の2種類あります。
例えば、Nikkei225(Cash)と記載があれば「現物」で、Nikkei225(Future)とあれば「先物」になるので取引する際は注意が必要です。
【現物と先物の違い】
- 現物:決済期限(満期)→なし、スワップポイント→あり(売買ともにマイナススワップ)
- 先物:決済期限(満期)→あり、スワップポイント→なし
CFD取引ができる海外FX業者
CFD取引ができる海外FX業者は実は多数あります。
星の数ほどある海外FX業者の中からCFD取引可能な業者は以下になります。
海外FX業者 | 取引通貨ペア数 | CFD銘柄取引可能数 | ボーナスの有無 |
XM | 57 | 50 | 常時アリ |
FXDD | 59 | 23 | 期間限定でアリ |
Tradeview | 60 | 50 | 無し |
TitanFX | 68 | 18 | 無し |
IronFX | 83 | 13 | アリ |
Gemforex | 33 | 12 | 期間限定でアリ |
CFD銘柄数の多さでは、XMとTradeviewの2社が他社をダントツで引き離していることがわかります。
XMはボーナスありの高評価な海外FX業者
XMは世界で最も大手の海外FX業者の一つです。資本金の面で国内FX業者と比較してみても、大手の外為ジャパンが資本金98億円ですが、XMは3.6億ドル(約380億円)と一歩リードしており、入手金や日本語サポートの面も非常に優れています。
XM独自のサービスとして、とくにおすすめなのがXMPです。
スタンダード口座とマイクロ口座で取引をするごとにXMPというポイントが付与され、溜まったXMPをクレジットボーナスとして必要証拠金に充てることができます。
また、入金ボーナスも充実しており、入金5万円まで100%のクレジットボーナス、5万円~50万円では20%のクレジットボーナスが付与されるので、こちらも必要証拠金に充てることができるので、トレーダーにとっては非常にありがたいです。
【スタンダード口座のスペック】
レバレッジ:最大888倍(200万円以上の残高で200倍に変更される)
1ロットの定義:10万通貨
最低ロット数:0.01ロット
最大可能ロット数:50ロット
最大ポジション数:200ポジション
入金ボーナス:あり(入金5万円まで100%入金ボーナス)
スプレッド:平均1.8pips(ドル円)
手数料:なし
最低入金額:5ドル
法人口座:なし
強制ロスカット:証拠金の20%
さらに詳細な内容は下記の記事でまとめています。
Tradeviewはスプレッドが狭く取引環境が整っている
Tradeviewはもともとプロ向けで、まったく一般ユーザーに知られていないFX業者でした。しかし、近年は一般ユーザーを取り込む動きが加速しており、最低入金額も低く設定され、今では100ドル(1万円~)から取引可能になっています。
派手なキャンペーンがない(入金ボーナス)などはないですが、最高の取引環境を用意しているFX業者の一社と思って過言はないでしょう。
また、法人口座の口座開設の基準がかなり緩めに設定されているので、法人口座を検討している人にとっても非常におすすめです。
【スタンダード口座のスペック】
レバレッジ:最大500倍(初期は100倍なのでレバレッジ変更依頼が必要)
1ロットの定義:10万通貨
最低ロット数:0.01ロット
最大可能ロット数:100ロット
最大ポジション数:200ポジション
入金ボーナス:なし
スプレッド:平均1.5pips(ドル円)
手数料:なし
最低入金額:100ドル(日本円1万円~)
法人口座:あり
強制ロスカット:証拠金の100%
さらに詳細な内容は下記の記事でまとめています。
まとめ
今回はCFDという観点から海外FX業者をまとめてみました。
ほとんどのFX業者ではCFDを扱っていますが、取引可能なCFD銘柄数で多いのは「XM」と「Tradeview」の2社になります。
ボーナスを重視する人はXMを、取引環境を重視する人はTradeviewをおすすめします。
どちらがいいかは好みになってくるので、お好きなFX会社を選択してくださいね。