少し前と比較すると、RCIをよく見かけるようになりました。
RCIとは、Rank Correlation Indexの略で、日本語では順位相関指数と呼ばれているものです。
RCIを利用すると利益を取りやすいと話題になっており、私も最近はRCIを利用し取引を行っています。その理由はRCIは他のインジケーターと比較すると、非常に使いやすいと感じているからです。
今回の記事では、RCIについて理解が浅い人向けに、RCIの特徴とMT4などの取引ソフトでRCIを利用する方法について解説していきます。
目次
RCIの特徴
RCI(Rank Correlation Index)は、相場の過熱感を図るオシレーター系(売られすぎ・買われすぎを表す)のインジケーターです。日付と価格の上昇・下落に順位を付けて、相関性を計算することにより相場の傾向を捉える指標となります。
RCIは、他のインジケーターと比較すると、反応が速くダマシが少ない、そして「時間」を重視しているインジケーターなので、個人的に非常におすすめができるインジケーターです。
RCIがどのようなインジケーターかは以下の画像の赤枠部分を見てもらうとわかります。
赤枠で囲われた上下の点線が見えると思いますが、 上の点線を超えると「買われすぎ」を表し、下の点線を超えると「売られすぎ」を表します。この場合は80以上が買われすぎ、-80以下が売られすぎという意味です。(この数値は自分で設定ができます)
-100~100の間に線が見えますが、これらはそれぞれ 赤が短期間、青が中期間、緑が長期間を表しています。短期間の線が細かく動き、長期間の線はより滑らかになっていることがわかります。取引ソフトによりますが、色は設定で変更できるソフトが多いので、好みの色に変更してもOKです。
RCIのデフォルトのパラメータは?
RCIは一般的にはデフォルト設定で利用することが多いです。RCIのデフォルト設定は以下の通りですが、好みのパラメータに設定することも可能です。
RCIの一般的なパラメータ
- 下は-80、上は80
- -80を下回ると売られすぎ、80を上回ると買われすぎを表す
- 3本のRCIを利用することが多い(短期線:9期間 中期線:26期間 長期戦52期間)
RCIは3本線で利用するのが基本です。FX初心者の方だと〇期間の表記が理解しにくいと思うので、以下に5分足の場合の「期間」の考え方について補足していきます。
- 5分足の9期間の場合:5分×9=45分
- 5分足の26期間の場合:5分×26=130分
- 5分足の52期間の場合:5分×52=260分
日足の場合は以下になります。
- 日足の9期間の場合:1日×9=9日
- 5分足の26期間の場合:1日×26=26日
- 5分足の52期間の場合:1日×52=52日
RCIの一般的な手法
RCIは上記の通り、買われすぎ、売られすぎを判断するインジケーターです。 買われすぎのエリアに入ったら売りに入る、売られすぎのエリアに入ったら買いに入るというのが一般的な手法となります。
しかしながら、それだけでは危険です。買われすぎのエリアに入った後に売りの方向にRCIが向くときに「売り」を入れる、または売られすぎのエリアに入った後に「買い」の方向にRCIが向くときに「買い」を入れるというようにすることをおすすめします。
特に3本線が買われすぎのエリア、売られすぎのエリアに入った後に、同じ向きに向いたときは強力と言えるでしょう。
RCIとRSIの違い
似ている名前のインジケーターでRSIと呼ばれるインジケーターもあります。RSIとは、Relative Strength Indexの略で、日本語では相対力指数と呼ばれます。こちらも相場の過熱感を表すインジケーターです。
RCIとRSIの違いを表にしてみました。
インジケーター名 | RCI | RSI |
特徴① | 価格の上がり始め、下がり始めを判断(滑らかな動きをする) 相場の過熱感を判断するとき、明確な判断がしやすい | 買われすぎ、売られすぎを判断 RCIと比較すると反応の速さが遅い |
重視しているところ | 時間を最重視(値幅ではない) | 値幅と時間を重視 |
数字範囲 | -100~100 | 0~100 |
以前、RSIの記事も書いているので、RSIについて理解を深めたい人は以下の記事をご覧ください。
MT4にRCIがない?
世界で最も利用されているFX取引ソフトのMT4では、RCIが標準装備されていません。それだと使えないじゃん・・・と思うかもしれませんが、MT4は世界中のプログラマーが開発しているので、実はRCIも配布されています。
しかも無料で利用することが可能です。以下のリンクからダウンロードができるので、RCIに興味がある人はぜひ利用してみてください。
RCIのダウンロードはこちらから
MT4での外部インジケーターのセットアップ方法については、以下の記事でまとめているので方法が分からない人はぜひご覧ください。
RCIでおすすめの勝てる手法は?
いまめちゃくちゃ話題のRCIのトレード手法である「先読みRCI」。
RCIを利用したトレードの終着点はこれしかないと言えるくらい完成度が高いものです。
RCIの取り扱いに困っている人がいたらぜひ見てみてくださいね。
まとめ
RCIについてまとめてみました。
RCIはオシレーター系のインジケーターの中でも使いやすく反応が速いので非常におすすめです。
RCIはパラメータ設定をいじることが可能です。デフォルトだけでなく、あなたに合った設定というのを見つけてみると新たな発見があるので、ぜひ試してみてください。
また、勝てる手法をお求めの方は先読みRCI入門編を強くおすすめします。
番外編:MT4が使えるおすすめの海外FX業者は?
今回紹介したMT4を利用できるFX業者は多数あります。
私が最もおすすめしたいFX業者はXMです。
XMは日本人が最も利用している海外FX業者です。
最大レバレッジ888倍、入金ボーナスが付いているため、初期の証拠金を抑えることができるのが魅力で、初心者~上級者まで幅広いトレーダーが利用しています。
ただいま新規口座を開設するだけで未入金ボーナス3,000円をもらえるキャンペーンを実施中です。(リアル口座開設でないともらえないので注意)
さらに、入金100%ボーナスも実施中なので、まだ口座開設を行っていない人は今のうちにぜひ口座開設をしてみてはいかがでしょうか?