最近、新興FX業者の中でTITAN FX(タイタン)の名前をよく聞くようになった人は多いのではないでしょうか?
海外FX業者ではXMがもちろん一番人気ですが、XMに負けないくらいTITAN FXに勢いが出てきており、日本人の中でも人気が急上昇中の業者です。
結論から言うと、TITAN FXはおすすめな海外FX業者の一社になります。
今回の記事では、TITAN FXのことが気になっている人向けに、TITAN FXがなぜ人気が出ているのか、そして実際のTITAN FXに使いやすさや評判について解説していきます。
目次
TITAN FX(タイタン)とは?
TITAN FXは2014年に日本でも人気のあったPepperstone(ペッパーストーン社)のスタッフが独立して、ニュージーランドに設立されました。
他のFX業者と比較すると、比較的歴史が浅めですが、他社にはないトレード環境を武器にユーザーを獲得しています。
取得している金融ライセンスや信頼性はどう?
TITAN FXは少しマイナーになりますが、以下のようにバヌアツ共和国で金融ライセンスを取得しています。
(2018年以前はニュージーランドのライセンスであるNZFSPを取得していましたが、2019年よりバヌアツ共和国に変更になりました)
実際に、バヌアツ共和国のVFSCを調べてみると、以下の番号が出てきましたので問題なく登録されているので安心できます。
- バヌアツ共和国のライセンス:TI SECURITIES LIMITED.名義で「VFSC No.40313」を取得済
- 信託保全:完全信託保全ではないが、オーストラリア大手のNAB(ナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッド)で分別管理している
TITAN FXは出金はできる?
海外FXになるとどうしても不安になる出金関係ですが、TITAN FXでは出金拒否の噂もなく安心して出金することが可能です。
私自身も以前に出金しましたが、その際はビットウォレット経由で問題なく出金することができました。
以下が出金の際のTITAN FX側のメール画像になります。
TITAN FXの提供口座は2種類
TITAN FXではスタンダード口座、ブレード口座の2種類を用意しています。
スタンダード口座がスプレッドを取るSTP口座になり、ブレード口座はほぼゼロスプレッド+手数料のECN口座になります。
両口座の基本的スペックは以下となります。
- 口座タイプ:STP→スタンダード口座 ECN→ブレード口座
- スプレッド:スタンダード口座→ドル円1.2pips程度 ブレード口座→スプレッドほぼゼロ+手数料(往復0.7pips)
- 最小発注ロット:0.01ロット(1,000通貨)
- 最大発注ロット:100ロット(1,000万通貨)
- 最大レバレッジ:500倍
- 強制ロスカット:証拠金維持率の20%を下回った時点
- ゼロカットシステム:あり(追証なし)
- プラットフォーム:MT4、MT5 ※MT4はMacにも対応
- 入金方法:クレジットカード、Bitwallet、海外送金
- 最低入金額:特になし(1万円以下の場合は送金手数料が取られます)
スタンダード口座は通常の裁量トレードやデイトレード、スイングトレード用のEAに最適な口座です。また、ブレード口座はスキャルピングトレードやスキャルピング系の自動売買EAに適しています。
スタンダード口座もブレード口座も取引コストが安い
どちらの口座も素晴らしい口座なのは間違いありませんが、個人的にはブレード口座のスペックが非常に高いと実感しており、他のFX業者よりも手数料が低いので利益を大きく取れます。
TITAN FXは約定力も高くリクオートもしませんので、トレードスタイルによって口座選択しましょう。
ちなみにSTP口座とECN口座はNDD方式に含まれます。
STPとは?
- STPとは、Straight Through Processingの頭文字を取ったものであり、FXブローカーを介し、直通でインターバンクに通っていく仕組みになります。
約定スピードが速く、リクオート(約定拒否)もないため、DD方式より透明性が高いです。 - FXブローカーは取り次ぐ際にメジャー通貨で約1~3pips程度のスプレッドを乗せます。(マイナー通貨だとよりスプレッドが広くなります)
この上乗せしたスプレッドがFXブローカーの利益にあたります。
なお、海外FXブローカーでいうとスタンダード口座という口座がSTP方式の口座になります。
ECNとは?
- ECNとは、Electric Communications Networkの頭文字を取ったものであり、直訳すると電子商取引と呼ばれます。
ECNもSTPと同様にトレーダーの注文がインターバンクに直結するのですが、STPよりもさらに透明性が高く、約定スピードが速いのが特徴です。 - STPはスプレッドを上乗せしますが、ECNはスプレッドがほぼゼロになるという特徴があります。
その代わり、ECNではトレーダーから得た利益から手数料を取るという仕組みになっていて、FXブローカーが利益を取っています。
TITAN FXの特徴
TITAN FXの特徴はなんといっても「最高の取引環境」です。
前述のように、取引コストの安さは海外FX業者の中でも1位か2位を争うくらい素晴らしい競争力を持っています。
破格のスプレッドと取引環境を提供しており、スキャルピングトレーダーにとっても使いやすいFX業者で過言はなく、公式サイトでもその旨の記載が書いてあります。
他のFX業者の場合、入金ボーナスなどを用意していますが、TITAN FXで入金ボーナスなどは一切ありません。
その代わりに、スプレッドを狭くするなどして取引コストを安くすることをモットーとしています。
そもそも入金ボーナスなどは少し広めのスプレッドからユーザーに提供しているため、生涯的に考えれば、むしろ狭いスプレッドを提供してくれるTITAN FXの方が入金ボーナス分以上のコスト削減しているでしょう。
TITAN FXの取扱通貨ペア数が多い
TITAN FXではメジャー通貨からエキゾチック通貨までその数なんと70を超える通貨ペアを取り扱っています。
- USDJPYやEURUSDなどのメジャー通貨
- 北欧系通貨や新興国通貨
- 金、石油、CFD(Nikkei225やUS30)など
ここまで取扱数の多い海外FX業者も珍しい(XMでは約50の通貨ペア)ので、マイナー通貨で取引したいトレーダーはTITAN FXはおすすめです。
TITAN FX独自のゼロカットルールが改善
2019年3月よりゼロカットルールが改善され、以前は1ユーザー単位でしたが、各口座単位に変更になりました。
このユーザー単位というのがあまり評判が良くないルールでしたが、各口座単位でゼロカットを執行するようになり、よりユーザーが喜ぶ環境を用意した、とも言えます。
念のため、このユーザー単位について解説します。例えば、あなたが所有しているTITAN FXのA口座に10万円が入金されているが現在はポジション持っていない状態、そして、B口座でトレードをしている際に急激な為替変動があり、ロスカットラインを超えて0よりマイナスが発生したとします。
以前は、1ユーザー単位で見ていたので、B口座がマイナスになればA口座→B口座に資金を入れて対応する必要がありました。
しかし、現在は「口座単位」になったため、B口座がゼロカットされて終了するというルールに変更されたということになります。
TITAN FXは法人口座も可能
海外FX業者では個人口座しか作成ができない業者も多い中、TITAN FXは法人口座も開設が可能です。大手FX業者のXMも現在は個人口座を受け付けていないので、法人口座可能なのはありがたいです。
念の為、TITAN FXの法人口座の必要書類は下記となります。
- 会社の登記簿謄本
- 会社役員全員の運転免許証と健康保険証またはパスポート、マイナンバーカード
まとめ:取引環境を重視したい人はTITAN FXがおすすめ
TITAN FX(タイタン)についてまとめてみました。TITAN FXは、低スプレッドを提供していることが強みであり、他の海外FX業者よりも断然コストが安く、おすすめできるFX業者です。
特にスキャルピングトレードを行いたい人にとってはぜひ口座開設しておきたいFX業者の一社です。
日本語サポートも充実しており(ライブチャットもあり)出金もしっかりと行ってくれるその謙虚な姿勢に好感が持てます。
他社と比較してみてその使いやすさに驚くことは間違いありませんので、ぜひTITAN FXで快適なFXトレードをしてみてはいかがでしょうか?