FXトレードには手法が存在します。例えば、スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレードなど様々な手法があります。その中で稼いでいるトレーダーの中で最も取り入れている手法はデイトレード(デイトレ)と言っても過言ではありません。
今回の記事では、デイトレについて理解を深めたい人向けに、「デイトレはなぜ人気なのか?なぜ稼ぎやすいと言われているのか?」について解説していきます。そしてデイトレのメリット・デメリットについても解説していきます。
目次
そもそもデイトレとは?
デイトレとはデイトレードの略語です。デイトレードはその日のうちに注文を入れてその人のうちにポジションを解消することを指します。
例えば、朝7時にドル円での買いでエントリーをして利益が出たため、夜7時に決済をするといったイメージを持てばわかりやすいと思います。
基本的にはその日のうちに(翌日に持ち込むことなく)トレードを終了させるというのがデイトレの基本的な考え方です。うまくトレードを行うことができれば、有効に運用資金を回転し短期に増大させることが可能です。
デイトレのメリットとデメリットについて
デイトレはその手軽さから最もポピュラーな手法と言われており、専業トレーダーと呼ばれる人たちからも人気です。デイトレは冷静にルールを決めてエントリーできる人にとっては最高の手法となるため、取り入れるメリットが高いと言われてます。
一般的に言われている「デイトレのメリット」を説明していきます。そして、デイトレにもデメリットがあるので、そちらも説明していきます。
デイトレのメリット
私が考えるデイトレのメリットは以下になります。
ポジションを翌日に持ち込まない。
デイトレはポジションを持つ時間が限定されます。1日の中であれば好きな時にトレードすること可能です。
初心者でも入りやすい。
1日単位で見ていくので初心者トレーダー、兼業トレーダーでも参加しやすいです。
1日1日で見ていくので利益確定・損切りがしやすい。
もし仮に負けたとしても、負けた翌日にはまたトレードをやるので、頭の切り替えがしやすいです。
急激に値幅が動く時間帯をあえて避けることができる。
基本的にロンドン市場がオープンした時間帯やアメリカ市場が開いた時間に大きく為替変動が激しい時間になります。また、アメリカ雇用統計などの経済指標やFOMCやFRB議長・ECB総裁などの発言でよく動きます。そのような時間帯は利益が乗っていたら利確することも戦術の一つになります。
一度、指値、逆指値を入れて放置することも可能。
デイトレの場合、一日で決済させるのが基本になりますが、兼業トレーダーや会社員だとずっと画面を見ているのはしんどいです。そのため、持っているポジションの利確値・損切値を決めて、チャートから離れることも可能です。
ここで出てくる用語について記事をまとめています。
雇用統計について
FOMCについての記事はこちら
FRB議長の発言についてはこちら
デイトレのデメリット
デイトレのメリットを紹介してきましたが、デメリットも存在するのは事実です。私が考えるデイトレのデメリットを説明していきます。
取引コストは長い目で見れば高くなる
年間を通してみれば、スイングトレード(2~3日以上持つ手法)と比較すると、持つもポジション数は多くなるのがデイトレです。そのため、取引するごとにスプレッドや手数料などの取引コストが他のトレード手法よりも多くなります。
ポジポジ病になりやすい
デイトレではメンタルが大事と言われています。デイトレは一日に何度も取引を試みるため、エントリーチャンスをうかがう必要があります。そのため、ポジポジ病(ポジションをなんとなく持ってしまう)になる可能性があるため、メンタルが不安定なときには相場から離れることも大事になります。
ここで出てくる用語について記事をまとめています。
スプレッドについて
他のトレード方法はあるの?
デイトレ以外にもトレード手法はあります。例えば、スキャルピングトレードという呼ばれる手法です。
スキャルピングとは、超短期売買と言われており一日に何回~何十回も取引を行う手法のことを言います。個人的にはあまりおススメしません。取引回数が多くなるということは負ける確率が高くなることを意味しますし、パソコンの前に張り付く必要も出てきます。
他には、スイングトレードという手法も人気です。スイングトレードとは、ポジションの保有時間が数日から数週間におよぶ取引のことをいいます。中長期で見るので大きな利益を得ることもできますが、中長期保有のため証拠金が足りなくなる可能性も出てきます。また、負けているときでも「2日後には上がるはずだ!」と放置ができるメンタルが必要になります。資金に余力のなる人向けの投資スタイルになりますが、パソコンに基本的に張り付く必要がないのが特徴です。
自動売買でもデイトレ仕様のEAもある
EA(Expert Adviser)と呼ばれる自動売買プログラムにもスキャルピングやデイトレが採用されていることがあります。1日に何十個もポジションを持つ自動売買EAや1日に1ポジションを持つEAなど色々あります。
しかし、前述の通り、トレード回数が多いとその分勝つ回数も多くなりますが、負ける回数も多くなります。そのため、1日1回トレードや2~3日に1回のトレードのEAのほうが火傷しにくい特徴もあります。
まとめ
デイトレについて解説してきました。デイトレはメリットも多いですが、初心者の方はポジポジ病になってしまう可能性もあります。
まさに
諸刃の剣ともいえるので取り扱いには注意が必要です。しかしながら、デイトレをマスターすると、利益を積み重ねることが可能になってくるので、ぜひマスターしておきたいところです。
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