FXトレードは夢のある世界で2017年の国税庁のデータを見ると、年収1億円を超えている職業の5割以上は「為替・株のトレーダー」です。
それだけ投資の世界は魅力的な世界なのは間違いがありませんが、注意しなければならない点はたくさんあります。
今回の記事では「初心者が気をつけるべきポイント」について解説していきます。
目次
資金管理に注意
まずは資金管理についてです。
FXはお金を掛けるという考え方ではなく、証拠金を担保に取引を行う「証拠金取引」という考え方でトレードを行います。
その際にお好みの「ロット(枚)」数量を発注するのですが、このロットを発注する際に計算が必要になります。
資金管理をしっかりしないと損失が増えてしまう可能性があるので、「ロット」、「証拠金」、「レバレッジ」は最低限覚えてましょう。
ロットについては下記の記事でまとめています。
また、FX独特のワードである「証拠金の計算」もしっかりと理解しましょう。
レバレッジに注意
レバレッジとは、「てこ」の意味でFXではレバレッジをかけることにより少ない金額で大きな取引を行うことができます。
しかし、しっかりとレバレッジについて理解しないとお金を失ってしまう可能性があります。
レバレッジが高いと少ない資金で運用できますが、ロットを大きく張れるため証拠金の計算をする必要があります。
国内FX会社では25倍のレバレッジですが、海外FXではそれ以上のレバレッジで取引可能なのは魅力的ですね。
レバレッジについては下記の記事で解説しています。
スワップに注意
スワップとは、スワップ金利のことで日をまたいだ(日本時間の朝7時、サマータイムの場合は朝6時)ときに金利がつきます。
スワップは二種類あり、「プラス」と「マイナス」のスワップがあります。
例えば、ドル円の買い注文でポジションを持っている場合は「プラス」、売り注文でポジションを持っている場合は「マイナス」のスワップになります。
ちなみに原則水曜日の取引が終了した時点で、水曜日の1日分+土日2日分のスワップポイントがつくので併せて覚えておきましょう。
窓開けに注意
月曜日に頻繁に窓開けという現象が発生する可能性があります。
窓開けとは、ローソク足が重ならず大きな隙間が空いた状態のことをいい、価格にギャップが生まれてしまっている状態のことです。
土日に要人発言があった場合や重要な出来事があった場合は価格にギャップが生まれやすいです。
FXに慣れるまでは当日内に決済することをおすすめします。
窓開けについて下記の記事でまとめています。
取引通貨ペアに注意
FXは様々な通貨ペアを選択することができますが、最初のうちは取引量の多い通貨ペアで取引をすることをおすすめします。
例えば、ドル円やユーロドル、ポンドドル等の通貨になります。
ユーロドルは流通量が最も多くボラティリティが激しくないためFX初心者におすすめしています。
ポンドは殺人通貨と呼ばれるくらいボラティリティがある通貨になっています。
ポンドについては下記の記事でまとめています。
最近人気のトルコリラ、南アランドのような新興国通貨は、ボラティリティとリスクが非常に高いので理解がないうちは触らないほうが無難です。
取引時期に注意
FXは取引時期を注意しなければ負ける可能性も高くなります。
最も注意すべきは「クリスマス〜年末」にかけてです。
その理由は多くのトレーダーがバカンスに入ることにより市場の流動性がなくなるためです。
少しの金額で動く可能性があるので、この時期に取引をすることは全くおすすめしません。
クリスマス時期は取引を控えたほうがよい理由は下記の記事にまとめています。
まとめ
今回の記事ではFXを始めたばかりの方に向けた「FXの注意点」をまとめてみました。
FXをはじめたばかりの方はこの記事に書かれていることを注意する必要があります。
上記は多くのトレーダーが注意している点なので、ぜひ頭の片隅に入れてトレードをするように心がけましょう。