基本的な通貨として、以前投稿した記事では、アメリカドル・ユーロ・ポンドをご紹介させていただきました。
以前の記事はこちら!↓
今回は、他の通貨「豪ドル」「NZドル」「スイスフラン」に焦点をしぼります。
上記の通貨は日本円と比較すると、スイスフラン以外の通貨は金利が高いので、目が離せない通貨として解説させて頂きます。
目次
連動性の高い動きの豪ドルとNZドル
豪ドルはかつて高金利通貨として、高い人気を誇っていました。
2008年には約7%ほどの高金利を推移してましたが、2018年現在は1.5%程度の金利を推移しています。
豪ドルの通貨単位は、AUDと表記されます。
私も実は、6年前にオーストラリアに留学してました。
オーストラリアの経済状況は、他国と比べて非常に良い、と感じたくらい成長を感じた国であり、オーストラリアは26年連続で経済成長を続けているすごい国です。
さらに、オーストラリア自体は、資源がたくさんある国です。
金・鉄鉱石・宝石などを算出する国ですので、算出資源の価格が値上がりすると、豪ドル高に繋がりやすい特徴があります。
現在は、中国に資源を多く輸出しているので、中国の経済状況にも影響されやすい通貨となるため、豪ドルを見るときは中国経済も考慮するようにしましょう。
次にニュージランドドル(NZドル)は、オーストラリアの隣国のため、豪ドルと連動した動きをよく見せます。
ニュージーランドドルの通貨単位は、NZDと表され、金利は2018年現在、1.75%を推移しております。
ネット上の表記では、ニュージーランドはキウイの算出国のため、「キウイドル」と言われたりもします。笑
ニュージランドは、農作物の輸出に力を入れる国であるので、農作物の商品市況に影響される一面もあるので、農作物の商品市況はチェックすべき項目の一つとなります。
スイスは有事に強い
スイスフランの通貨単位は、CHFで金利は日本と一緒でマイナス金利です。
スイスは、ご存知の通り、永世中立国となります。
そのため、もともと紛争地域やテロが発生した時に買われる傾向が非常に強い通貨であり、世界で最も安全な通貨と言われております。
不確実性が高い時は、スイスにお金が流れ、スイスフランの価格が上がる傾向があります。
また、スイス自体も金保有が非常に多い国なので、金の価格が上昇すれば、スイスフラン自体が上昇します。
しかし、2015年にスイスフランショックが・・・
2015年1月にかの有名なスイスフランショックが発生しました。
スイスフランはずっと、1ユーロ=1.2CHFで設定していました。
しかし、スイス中銀の永続的な対ユーロ介入を突然撤廃したため、スイスフランが暴騰してしまいました。
そのため、EURCHF(ユーロシェフ)が暴落しました。
youtubeでスイスフランショックが発生した瞬間のチャートがありました。
↑すごい暴落ですね・・・
スイスフランショックにより国内FX会社は「追証あり」・・・
スイスフランショックは、前述の通り、とんでもない暴落でした。
国内FX会社でスイスフランをトレードしていたトレーダーは、注文を出しているのにもかかわらず、「ストップロス」や「強制ロスカット」が執行されず、多くの追証が発生してしまい、多くのトレーダーが借金を負いました。
未だにこの問題は、トレーダーとFX会社間で裁判沙汰になっているくらいです。
しかし、海外FX会社を選択してたトレーダーは助かりました。
海外FX会社は「追証なし」「投資家保護」を謳っているので、トレーダーは損失を被ることはありませんでした。
(FXDDというFX会社は追証なしを謳っているのにも関わらず、急遽「追証あり」に変更してしまうという暴挙に出た結果、投資家から
ロスカットについてはこの記事でまとめております↓
まとめ
豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフランについてまとめさせて頂きました。
豪ドルとニュージーランドドルは、相関性が非常に高く、金利は約1.5%~2%を推移しています。
スイスフランは、有事の際に買われる通貨で、投資家から人気がありますが、2015年のスイスフランショックで暴落が発生したことも忘れてはなりません。
トレーダーは、スイスフランショックのような暴落が稀に発生する可能性があることを認識しましょう。
裁量トレードがうまくいかない方は、ぜひ自動売買をポートフォリオに入れて頂いても良いかと思います。
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今回の記事も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました!