FXトレードしていると「月に何pipsとれるの?」「何pipsで損切りしてる?」というような言葉を聞いたり、見かけたりします。
以前はFXは勝率で見ることが多かったのですが、最近では獲得pips(ピプス)で見ることが多くなり、一般的に 200pipsを毎月のように取れるようになると勝ち組トレーダーの仲間入りと言われています。
今回の記事では、Pipsという言葉をよく知らない人向けに、よく聞く「pips(ピプス)」について解説していきたいと思います。
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目次
Pipsとは?
まずPipsの読み方ですが、「ピプス」と呼びます。
2以上の数字だとPipsで表現し、1のみの場合はPipと表現しますが、基本的にはpipsしか使わないと思って問題ありません。
Pipは英語を省略しており「Percentage In Point」の略と言われてます。
このPipsはFXトレードを行う際に使われる通貨単位となります。
日本円だと 0.01円=1銭(せん)=1pipとなります。
なんだかややこしいですよね・・・
なぜpipsで表すの?
日本円だと円の下の単位の全て「銭」で表わせば良いじゃん!と思います。
なぜ「pips」で表すかというと、他の通貨ペアもあるためpipsで表したほうがわかりやすいからです。
他の通貨ペアだと「銭」で表すのが難しくなります。
そのため、 「pips」で表す方が損益をどれだけ出しているか分かりやすいため「pips」で表すのが通例となっているのです。
対円(クロス円)のpipsは少数第2位で覚えておこう
対円は◯◯円と表記される通貨ペアのことです。
例えば、ドル円(USDJPY)、ユーロ円(EURJPY)、ポンド円(GBPJPY)のようなものを対円と呼びます。
対円は クロス円とも呼びます。
対円のpipsは小数第2位で覚えればわかりやすいかと思います。
ドル円(USDJPY)が約110.00円で買い注文を入れ110.08円で決済したら、8pipsを取ることができたということになります。
クロス円のイメージ(少数第2位)
図解にすると以下のような感じになります。
この図では、110.00円で買いエントリーを入れて110.20円で決済をしています。
買いということは、価格が上がれば上がるほど利益が出ることになり、この図では20pipsを取れたことになります。
一方、110.15円で売りエントリーを入れて109.95円で決済もしています。
売りということは、価格が下がれば下がるほど利益が出ることになり、この図では20pipsを取れたことになります。
各通貨ペアについての記事についてはこちら↓
その他の通貨のPipsは少数第4位で!
その他の通貨はなんとなくとっつきづらい感じがあります。
私も最初は全く慣れませんでしたが、 その他の通貨は小数第4位で覚えていただければ問題ありません。
例えば、あなたがユーロドル(EURUSD)を約1.1700ドルで買い注文を入れたとします。
少し価格が上がり1.1709ドルで決済したとしたら、あなたはそのトレードで9pips取れたということになります。
その他の通貨は少数第4位で覚えれば良いですね!
その他通貨のイメージ(少数第4位)
図解にするとこんな感じになります。
1.1500ドルで買いエントリーを入れて1.1520ドルで決済をしています。
買いということは、価格が上がれば上がるほど利益が出ることになり、この図では20pipsを取れたことになります。
一方、1.1515ドルで売りエントリーを入れて1.1495ドルで決済もしています。
売りということは、価格が下がれば下がるほど利益が出ることになり、この図では20pipsを取れたことになります。
追記①:GOLDなどのCFDはどうpipsを計算するの?
GOLD(ゴールド)などのCFDはそれぞれpipsの見方が違うので注意が必要です。
各CFDの特徴を押さえておかないと頭が混乱しがちなので、CFDを取引する場合は特徴をしっかり念頭に置いておきましょう。
CFDとは、「差金決済取引」のことで、株や債券などの現物取引をせずに、「差益のみを決済」する方法です。株式や株価指数、ETF、先物などから選択してトレードすることが可能で、日経225やNYダウなどが特に主流で最近人気が出てきています。
今回はGOLDの場合の一例を紹介しますので、以下の画像を見てください。
GOLDの場合、基軸通貨がUSD(アメリカドル)に固定されています。GOLDは小数点ではなく、下1桁の数字が1pipsになります。
今回の画像では、以下の計算に基づいてpipsを計算しています。
GOLDは下1桁が1pipsになる
売りポジション
1551.39-1549.79=1.6 → 16pipsの利益
これが買いポジションで同じ条件でエントリーと決済した場合は16pipsの損失となります。CFDは少しやっかいですが、何回か見ていくと少しずつ理解が深まるので、徐々に慣れていくことをおすすめします。
追記②:原油はどうなの?
つい先日、原油が史上初のマイナス価格になり界隈が騒然となりました。
原油のpipsの計算については、以下にように覚えておけば間違いありません。
原油は1ドル=100pips で見ます。
- 1ドル動くと100pips
- つまり、0.01ドルで1pips
100pipsとればどのくらい儲かるの?
よくトレーダーの間で「お前、何pips取れた?」のような会話を聞くことがあります。実はFXで得ることができる金額というのは「通貨ペアの値動き」と「ロット数」により変わります。
通貨ペア × ロット数 = 得ることができる金額
例えばわかりやすくドル円(USDJPY)を110.00円で買い注文を入れて111.00円で決済した場合、100pipsをそのトレードで取ったことになります。
次にロット数ですが、国内FXだと1ロット=1万通貨、海外FXだと1ロット=10万通貨で計算します。
1万通貨の場合は1pip動くと100円となり、100pips動くと10,000円になります。
10万通貨の場合は1pip動くと1000円となり、100pips動くと100,000円になります。
当サイトでは海外FX会社を推奨していますので、1ロット=10万通貨を例にあげさせていただきます。
もし、あなたが1ロット注文で100pipsを取ることができたとしたら、
100pips × 1000円 = 100,000円
の利益を取ることができるのです!
そのため、プロトレーダー間の会話では◯◯万円を取るというよりも「◯◯さんは何pips取れたの?」というような会話になるわけです。
大きなロット数で注文すればその分得ることができる金額が大きくなるのは明白なため、pipsで表した方が比較化することが容易なためです。
中には、10万通貨で100ロットの注文をかけるトレーダーもいます。
そのトレーダーがもし100pipsを取ることができたら1000万円を得ることができるということになります。
そのため、pipsを大きく取れるトレーダーがプロと呼ばれるのです。
Pipsを理解すれば他のFXワードについて理解を深めよう!
pipsという難しい概念を理解すれば百人力です。
証拠金やロスカットやロットについて学びましょう。
FXの証拠金について↓
FXのロスカットについて↓
FXのロットや枚について↓
Pips計算はXMの計算機が分かりやすい
海外主要FX会社のXMでは計算機も提供しています。
ただし、1ロット=10万通貨でツールが作られているので注意してください。
計算機ツールは以下になります。
証拠金、ロット、pips等の様々な計算に対応しているので、ぜひ使ってみてください。
上記ツールはXMの口座開設をしなくても使えまするのでいいですね!
XMの特徴は下記の記事にまとめています。
まとめ
FXでの独特のワードである「pips」について解説させていただきました。
日本円が入っている通貨ペアだと円の下は「銭」ということでとっつきやすいですが、その他の通貨ペアの場合は普段なじみがないので分かりづらいです。
で覚えておけば間違いはないです。
- 日本円が入っている通貨ペア=少数第2位
- その他の通貨ペア=少数第4位
細かい知識がなくても売買できるのが自動売買のメリットですが、自動売買EAを使う場合も、ある程度は覚えておいた方が良いことは間違いありません。
しかしながら、実際にFXトレードを裁量でやろうとしたら、必ず覚える必須事項なのでマスターしておいてください。
裁量トレードの場合、200pipsを毎月取れたら勝ち組トレーダー仲間入りです。
そのくらい毎月pipsを取れるようになったら最高ですね。
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